マデイラのIBCでB2BソフトとBlockchainの技術を社内で紹介
ジョルナルECO
2大陸に広がる4つのオフィス、40人のプロフェッショナル、そしてそのうちの20人がポルトガルのマデイラ島に設置されたテクノロジーセンターにいるConnecting Softwareは、ソフトウェアインテグレーション業界で事業を展開している会社です。つまり、異なるソフトウェア同士を接続することです。
オーストリア系ドイツ人のCEOであるThomas Berndorfer氏は、2004年にConnecting Softwareを、2017年にマデイラの開発センターを立ち上げました。最初にマデイラに来たのは「住むのに素晴らしい場所だったから」だが、「Connecting Softwareマデイラには大きな計画はなかった」と振り返る。しかし、最初の数カ月で「モチベーションの高いプログラマー、優秀なプロフェッショナル、経済的・政治的に有利な要素」を見つけ、マデイラでの会社の展望が変わったという。
この地域で発足して以来、チームは常に成長を続けています。現在20名のメンバーを抱えるConnecting Softwareは、グループの構造との関連性を高めるため、マデイラ島でさらに成長することを意図しています。すでに本社であるウィーン、スロバキア、米国にオフィスを構えています。「現在、マデイラのオフィスは会社にとって最大規模であり、チームメンバーの数を20人から40人に倍増させるつもりです」とThomas Berndorferは断言しています。
Connecting Softwareのチームは、世界中に分散していることに加え、10カ国のプロフェッショナルで構成されているため、まさにグローバルな存在です。最近の製品レンジの拡大に伴い、この分野の国際的なスペシャリストをマデイラ島に誘致するため、国内外での募集を進めているところです。
マデイラでは、CEOが強調するように、会社にとっても自治州にとってもプラスになる状況があるのです。Connecting Softwareは、マデイラ大学、マデイラ州政府、共和国政府との強い結びつきがある。さらに、マデイラの国際ビジネスセンターに統合されており、Connecting Softwareのように国際的な規模でビジネスを展開する場合には、税制上の優遇措置があります。
Connecting SoftwareのCEOであるThomas Berndorfer氏
マデイラチームは、スロバキアチームと協力し、さまざまな業界やビジネス向けの統合・同期化ソリューションを生み出しています。"私たちは、現在あるツールよりも、より簡単に、より早く、より低コストでソフトウェアを接続し、それによって、デジタル移行と相互接続されたオンラインの世界という課題において、企業の成功を支援します "とBerndorferは言います。
Connecting SoftwareはB2B志向の会社で、年間売上高は約200万ユーロです。顧客の多くは政府機関や、統合システムを持つ大企業や中小企業である。顧客の例としては、カナダの司法省や、ニュージーランド、イギリス、オーストリア、オランダ、アメリカといった国々の公共サービスなどがあります。さらに、21世紀フォックス - ディズニー、コンパスグループ、セレクタ、リーベル、スピリットエアロシステムズといった大企業やブランドもある。
Connecting Softwareが全面的に開発したConnect Bridgeプラットフォームは、同社の成功の基礎となっています。このプラットフォームはトランスレーターの役割を果たし、企業内で稼働しているさまざまな商用ソフトウェアが互いに通信できるようにします。これにより、ビジネスプロセスを容易にし、企業全体の生産性を高めることができます。
このプラットフォームは、Microsoft Dynamics 365、Microsoft Exchange、Salesforceなどのほとんどの現行ソフトウェアだけでなく、10年、20年、あるいは30年前の古いレガシーソフトウェアもサポートしています。統合にかかる労力を少なくとも50%削減し、統合の立ち上げと実行に必要な時間を最大90%削減することで、Connect Bridgeプラットフォームは発売から10年以上経っても非常に人気のあるプラットフォームです。
将来の賭けとして、CEOは最新製品の1つであるCB Blockchain Sealについて言及しています。Thomas Berndorferによると、「暗号通貨とは全く関係のないものにBlockchain技術を使うことで、ファイルの種類を問わず、デジタル文書がオリジナルで本物であることを保証する理想的なソリューションです」。
また、同社のトップは、南米にこのブロックチェーンソリューションを利用するクライアントがいることも付け加えています。"詐欺や汚職との闘いにおいてですが、用途はもっと広く、監査から知的財産まで含まれます。"